沖縄空手道協会について

図柄について
1.円心部 (赤・白)-沖縄県の章
2.三つ巴 (白・黄)-尚徳王 (1461年~1469)以来の尚家の定絞で、琉球王統の象徴 (薙刀の左旋回手法 〈渦巻く水の勢い〉)
3.全体としての円環-天壌無窮・公正・平等・平和
紋章全体としての意味
技芸の世界では伝統と現代の合一性を尊び、伝統が現代を包括するのを基本原理とする。古きをたずねて新しきを知る温故知新の精神こそ尊ぶべきものである。求道者は、初めもなければ終わりもない永遠なるものを目指すべきで、自己完結した完全なる一者こそ道の指標となるものである。究道無限である。円満・平等・平和の精神こそ武が求めるものである。
上地流系空手道「型」の紹介
三戦(サンチン)
中国南派少林拳の一門「パンガイヌーン流」の直伝の型。基本的な立ち方、鋭い眼力、突き蹴りに耐える身体的抵抗力の養成、純一無雑な境地に己を没入させる精神力の錬成。型を演ずる場合には、この型に先じて他の型を演ずることは許されない。
上地流の全ての型は「三戦」の諸原理によって規定されている。三戦は基本且つ絶対的な型である。